【訪問鍼灸⑧】ハイブリット往鍼のメリットとデメリット

【訪問鍼灸⑧】自費&保険ハイブリッド往鍼 
 メリットとデメリット
☆鍼灸師向けコンテンツです。

昨年10月、訪問保険鍼灸事業を開始し、半年が経過しました。
自身への反省の意味もあり良かった点、悪かった点を振り返ってみます。
明文化することで今後進むべき方向性が明確になるような気がします。
相変わらす稚拙な内容ですが、読んで下さった方にご参考となる点があれば嬉しいです。
【訪問鍼灸⑧】ハイブリット往鍼のメリットとデメリット
【デメリット】
①対応できる患者数(月あたり施術数)に上限がある。
一人運営ですので一日あたりの施術数に上限があります。既存患者様から予約を頂いておりますのでご希望の時間枠をご案内できないのが現状です。お問合せを頂いたもののお伺いできない場合が多く、個人事業の壁を痛感しています。
今後、エリア内で横のつながりを築ければいいなと考えています。
一人運営では、施術上限数は、目安200施術だと思います。(1日8名×25日営業)
もしかしたら軽く上回るタフガイもいるかも知れません。
ちなみに僕が目指す内訳は、自費150件、保険50件と考えています。
つまり目標数値は自費:保険比率は3:1です。
現状、自費比率が若干高くなっています。
売上構成は、(自費料金を抑えている為)2:1程度が目標です。。
自費売上で事業経費+生活資金を確保し、保険収入は+αの収入と考えています。
賛否両論あると思いますが、保険依存度が高い運営は高リスクだと捉えています。
医療費を顧みると今後、療養費が上がる事は考えにくいですし、負担率も上昇します。
現在1割負担の方が今後2割3割になれば頻度の面で影響が出てくるように思います。
保険の適応条件も介護度など何らかの制約が設けられる可能性があるのではないでしょうか?
勿論、工夫の余地はあると思いますが・・・。
制度に振り回される事は避けたいので今後も自費施術中心での運営を計画しています。
ゆっくりでも止まらずに歩んで行きます。

前回も書きましたが、利用しやすい料金で自費訪問施術を実施する事でリピート率が上がります。
その上で保険適応要件を満たし、かかりつけ医の同意を頂いた患者様には保険を適応するよう考えています。
万が一、保険制度が大幅に改定された場合でも運営への影響を抑える事ができます。
但し、患者様を受け入れるキャパシティーが少ない事が目下の課題です。

ちなみに保険適応要件である歩行困難な患者様のスケジューリングについても書いておきます。
デイサービス、デイケア等をご利用されている患者様が多い為、お伺いできる時間帯が限定される場合が多いです。
帰宅後夕方以降であったり、施設がお休みの曜日だったりします。
夕方以降、会社にお伺いして既存患者様の施術をしている事が多いのでお伺いできないケースが生じています。
自費往鍼の場合、訪問時間に制約が少なく、調整可能な場合が多いのですが、ここは大きな差だと感じました。

②事務作業が増えた
レセプト関連書類、同意を頂いたドクターへのお礼状、カルテ記入などそれまではなかった事務作業が増えました。(※自費施術でも施術記録はつけています。)接骨院時代に鍼灸レセプト作業、柔整レセプト業務補助を経験しておりますのでレセプト作業にさほどストレスはありません。

鍼灸レセコンは抜群のコストパフォーマンスを誇る【発揮君SP】にお世話になっています。
年間ライセンス料はなんと12,540円(税込み※令和3年5月現在)です。
つまり一カ月950円!!驚異的なお値段です。
しかも上記金額以外の初期費用もありません。
これまでレセプト書類の作成はしっかりできています。接骨院時代、某大手レセコンを使用していましたが、マーケティング機能以外はほぼ遜色がないように思います。
※mAmJapan様、微力ですが掲載させて頂きました。今後もよろしくです。

また、ブログを通じてご縁を頂いた経験が豊富な先生方にもアドバイスを頂いているので大変助かっています。

文書関連の余談ですが、ご同意を頂いたドクターには必ず手書きでお礼状を書いています。
【訪問鍼灸⑧】ハイブリット往鍼のメリットとデメリット
※字は残念な下手さです。気持ちが大事です。

先日、患者様がご家族とかかりつけ医を受診したところ、ドクターがカルテに僕のお礼状をファイリングして下さり、ご家族に見せながら『とても丁寧な鍼灸の先生ですね。』とおっしゃったとの事です。接骨院時代から10年以上、手書きお礼状は継続しています。連携ができる整形外科が3院ありますので患者様の居住地に応じてご紹介しています。患者様のお身体を第一と考え検査、診察の必要があればドクターの御高診を仰ぐ事は大切だと思います。

③入金にタイムラグ。
当然、保険鍼灸の場合、施術時期と入金時期にタイムラグがあります。
当初、『半年ぐらいで入金されるのかな?』と考えていました。
実際にはもう少し早く支給がありました。
1月施術分レセプトを2月10日着で保険者に送付すれば、3月31日に支給されます。
実質3カ月~2カ月のタイムラグです。
※保険者により異なるかもしれません。
保険中心で運営すると、3カ月間(返戻を考慮すると5カ月間)は経費、生活資金を準備する必要があります。この期間、自費収入があれば大分楽になると思います。日銭が入る運営は大事だなと切に感じました。
逆を言えば、この期間を乗り切ってしまえば、タイムラグがあることはメリットに転じます。
もしも、体調不良など何らかの理由で業務不能に陥った場合でも一定金額は3カ月後まで入金されます。万が一、保険制度改定により業態転換する必要が生じた場合でも2カ月間は保険収入が確保できますので、その間、自費集患などの施策を打てます。

④返戻にドキドキ。
失敗談を書きます。
恥ずかしながら訪問鍼灸をスタートした昨年10月分レセプト全て返戻でした。
人数は3件です。
自分では入念に見直しを行ったつもりですが、まさかの落とし穴がありました。
振込金融機関が合併し名称変更していました。
ガーン。
チーン。
冷や汗・・・。

わざわざ開業当初の通帳に遡り、レセコン入力したのが裏目に出ました。
何回も何回も確認したのに『浜松信用金庫→浜松いわた信用金庫』に名称変更していたのには気づきませんでした。
返戻はホント落ち込みます。
因みに訂正し申請する事で現在までに全て支給されました。
結果、昨年10月施術分は2月26日に支給されました。
一回返戻されると2カ月遅くなるんですね。
保険者から月末(29日ぐらい)に支給一覧が届くのですが、返戻なく支給されると思わずガッツポーズしてしまいます。返戻分レセプトが入っていると封筒が分厚くなります。開ける時ドキドキします。
【訪問鍼灸⑧】ハイブリット往鍼のメリットとデメリット
【メリット】
①喜ばれる

歩行困難な患者様は切実な想いを抱えていらっしゃいます。ご家族も同様です。
涙を浮かべお喜びになる患者様もいらっしゃいます。
特別な技術がある訳ではありません。
ですが、そこまで必要として下さるならば、未熟者なりに精一杯施術しようと心底思います。
施術を待ち遠しく思って下さる方が多くいらっしゃいます。
自分が勉強した知識、技術が人の役に立てる事が治療家冥利に尽きます。
経済的な負担を抑えて施術を利用できる事は本当に喜ばれます。

②ご紹介を頂きやすい。
保険導入に際し宣伝広告は行っていません。
が、ご紹介により訪問依頼を頂いています。
やはり口コミには『保険がきく』というワードは強力だなと痛感しました。
既存患者様に『歩行困難な患者様を対象に保険施術を始めました。』と告知する事でご親族の紹介を頂けています。
料金が抑えられる事と健康保険を取り扱う事で施術への信頼度が上がったように思います。
自費施術ご利用患者様へのイメージアップにもつながったようです。
『保険がきく』=公的に認知された施術というイメージがあるかもしれません。
信頼度が高まり経済的負担も抑えられるので、既存患者様もより紹介しやすくなるのだと思います。


【最後に】
ズーム座談会のお知らせ
日程は未定ですが、訪問施術を実施している先生方、今後はじめようとしている先生方とズーム座談会を開催しようと思います。勉強会という程きっちりしたものではなく、ざっくばらんに意見交換できればと思います。
勉強会ではありませんので参加費は0円、商品勧誘、セミナー勧誘は原則禁止で行いたいと考えています。
ご興味がある方はお気軽にメッセンジャー、ブログのお問合せフォームからご連絡下さい。


『訪問鍼灸よしまつ』

ご自宅へ真心込めた施術をお届けします。

本部:浜松市南区下飯田町399-2
【往診実地エリア】
浜松市南区、浜松市中区、浜松市東区
浜松市西区、磐田市
※距離により、交通費が異なります。

携帯090-4790-4268【代表直通】
yoshimatsutakehsi0624@yahoo.co.jp

☆施術中はお電話に出られません。
施術後折り返し致します。

LINEをご利用の方は以下のQRコードをご利用下さい。
電話に出られない時間帯が多いのでLINEがおすすめです。
【訪問鍼灸⑧】ハイブリット往鍼のメリットとデメリット

『転ばぬ先の、鍼灸よしまつ』
はり治療、筋膜リリース、ストレッチ、筋力トレーニングをご自宅までお伺いし実施します。

全国でも他にない訪問施術サービスです。

腰痛、膝痛、介護予防、筋力低下お気軽にご相談ください。
※施術中は電話に出れない場合があります。
その場合は、折り返しご連絡します。

訪問鍼灸よしまつ 代表 吉松剛








同じカテゴリー(鍼灸師の方へ)の記事

 
この記事へのコメント
よしまつ先生、初めまして
札幌で訪問鍼灸マッサージしてる者です
レセプトソフト発揮君について教えていただきたいのです
ネットでは発揮君のクチコミがよしまつ先生のこの記事しか見当たらなくて
少しお伺いしたかったのです
私、ひとり親方で昨年、訪問の会社から独立したのですが、レセプトソフトはひとつも扱ったことがありません
最近患者が増えてきたので、そろそろソフトを導入しようと思うのですが
発揮君はそんなソフト初心者でも扱いやすいでしょうか?
現在は一応、返戻がよしまつ先生同様ビビってますがレセプトに関してはなんとか理解できてる感じです

ご多忙中とは存じますが簡単でもきまいませんのでご教授願えると助かります
どうぞ宜しくお願いします
Posted by まのめ at 2023年11月04日 19:13
コメントありがとうございます。治療院時代に他社レセコンも使っておりましたが、コストパフォーマンスを考慮すると『発揮くん』はとても良いと思います。①定期更新をする必要がある事②請求団体のように質問ができにくい事がありますが、年間13000円程度というのは、ホント素晴らしいです。
僕の場合は、質問は直接保険者(主に後期高齢者広域連合)に電話確認しています。
3年以上利用していますが、問題が生じた事はありません。ただ保険制度の情報は、自分で収集する必要があります。一回用紙変更を知らずに全部返戻をされた事があります(涙)
大した力にはなれませんが、何かあればお気軽にご連絡下さい。 
Posted by 訪問鍼灸よしまつ訪問鍼灸よしまつ at 2023年11月05日 09:03
よしまつ先生、早速ご返信いただきありがとうございます。
先生のコメント見て、私も早速無料体験版をダウンロードしました。
提出済みの新患の情報を入力してたら
「あっ初療日が書いてない」
「あ〜この人、老初だったのか」と先月分3人返戻確定となりました
これもレセソフトでやればミスが少なくなりそうですね
たしかにこの安さは他社と比較してコスパ良すぎですね
情報ありがとうございました!
作成した鍼灸師さんにも感謝です
Posted by まのめ at 2023年11月12日 08:55
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

店舗情報

店名

訪問鍼灸よしまつ

住所

〒435-0027
静岡県浜松市南区下飯田町

TEL

090-4790-4268

営業時間

8:00~19:00

定休日

日曜日

削除
【訪問鍼灸⑧】ハイブリット往鍼のメリットとデメリット
    コメント(3)